本州と四国を 結ぶ橋は、全部で3つありますが、
その中でも唯一、自転車・歩行者が渡ることが出来るのが、
瀬戸内しまなみ海道(広島県尾道市〜愛媛県今治市)です。
サイクリングが好きな私としては、一度は行きたいと思っていた矢先、
ちょうど用事で四国に行くことになり、用事が済んだ翌日(2007(平成19)年11月25日)、
愛媛県今治市で、自転車をレンタルし、出発です。
ちなみに、この日は、私の誕生日で、31歳になったところ。
まだまだ体力には自信があります!


     


   

しまなみ海道は島伝いに橋を渡っていきます。

最初の橋は、来島海峡大橋(4,045m)で、

世界初の3連吊橋です。

「尾道まで69km」という表示が出ています。

この橋を渡りきると、大島という島に着きます。
   

大島から伯方・大島大橋(1,165m)を渡りますと、

伯方島です。

ここは、「伯方の塩」で有名なところですね。

道の駅で休憩です。

この日は、天気も良く、海も穏やかでした。
     

伯方島から大三島橋(328m)を渡ります。

車道では、オートバイが颯爽と走っています。

オートバイだとあっという間に橋を渡ってしまいますが、

自転車だと景色を楽しみながらゆっくり渡れます。
   

大三島橋を渡ると、大三島です。

向こうに見えるのは、多々羅大橋ですね。

この大三島までが愛媛県今治市です。
   

いよいよ多々羅大橋(1,480m)を渡ります。

この橋を渡ると、広島県に突入です。

広島県最初の島は、生口島です。
 
 
次の橋は、生口島から因島島に架かる

生口橋(790m)です。

橋以外は、島内の一般道を走るのですが、

感じたことは、愛媛県側と広島県側とで、

自転車道の整備異なっているということです。

どちらかと言えば愛媛県側の方が走りやすく

交通量も少なかったです。
 

 

ひたすらペダルを回してゴールの尾道を目指します。

次は、因島大橋(1,270m)この橋は、

自動車道の階下に自転車道があります。
 
   

最後の島は、向島です。

海を眺めると心が癒されます。




向島から本州へは、渡し船で渡りました。
 
   
無事に本州に到着し、尾道駅前のラーメン屋さんで、

尾道ラーメンを食べました。



この後は、JR山陽本線で広島駅へ行き、

広島市内で宿泊しました。
     


翌日、瀬戸内海に面した呉に行きました。呉と言えば、

かつて旧日本軍の呉海軍工廠があったとこころで、

当時世界最大の戦艦「大和」が建造されました。

しかし戦艦「大和」が完成した時には、海戦と言えば、

戦艦の時代から、航空機へと変わろうとしていました。

     
大和ミュージアムを見学し、「大和」建造の技術が、

日本の復興と高度長を支えたということを知りました。

当時の日本人が持つ技術力の素晴らしさに

驚きと感動に浸り、

我々も見習わなければならないと思いました。

   

     それでは、次回もお楽しみに!
                                          ≪第8話/完≫


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自転車で往く、しまなみ海道!の巻
 第 8 話
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