大阪編 その四

  一心寺〜安居天神

 上方落語の名作「天神山」で最初の舞台と

 なる一心寺です。

 ヘンチキの源助が、シビン酒のおマル弁当

 を持って、花見ならぬ墓見にやってくる所

 です。ここには、先々代の染丸師匠など噺

 家さん達のお墓もあります。

 

 一心寺の仁王門です。造りも近代的ですが、

 仁王さんもモダンアートしてます。その下で

 踏みつぶされそうになっているのが、左から

 ぜい六さんとくじらさんと私です。奥に見え

 る金の帽子をかぶった建物が念仏堂です。

 一心寺では、HPも開設されています。興味

 がおありの方はご覧ください。

   一心寺HPアドレス

    http://www.isshinji.or.jp/

 

 昼時なので、寄り道をして、豆御飯で有名な

「廣田家」へ行ってみました。一心寺の少し

 北です。ちょっと見ただけでは、食事処には

 見えない造りで、入りにくい雰囲気ですが、

 ぜい六さんが常連なので、安心して入れまし

 た。店内に入ると、案ずるより生むが易し、

 仲居さんが親切に案内してくれました。

 

 離れの一室でゆっくりと食事をさせてもらい

 ました。定食は、あっさりとした味付けです

 が、大変美味しかったです。(1800円)

 写真は、豆御飯に舌鼓を打つ、くじらさんと

 ぜい六さん。

 

廣田家(天王寺区逢阪1−3−38)

06−6771−8658  火曜日定休

11:30〜21:00(日・祝は20:30まで)

 

 幽霊の嫁はんをもらったヘンチキの源助に

 あやかろうと、胴乱の安兵衛がやってくるの

 が、安居の天神さんです。「廣田家」の近く

 にあります。ここの山で、捕まっている狐を

 助けてやり、狐の恩返しが始まることになり

 ます。今でも境内には、こんもりとした森が

 残っています。

一心寺への交通アクセス】

 

 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅・堺筋「恵比須町」駅から歩いて7分くらいです。

 JR・地下鉄谷町線「天王寺」駅から歩いて8分くらいです。 

                               1999.9.5 実施                                         

                               

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