八の扉(駅伝)

??? (2002.10.15)

今年の西脇工業は期待できますよ! 14分台が15人もいますから…

 「それ何のこっちゃ? 拾八」 

これは高校駅伝です。5000メートルを14分台で走れる選手が15人もいるんです。これは大変なことなんですよ。でも、私自身は走ること、特に長距離のマラソンは大嫌いです。ところが、私の母校「西脇工業高校」が駅伝の名門校になったのです。それで応援している間に「駅伝おたく」になってしまいました。

駅伝の面白さは、マラソンと違って7人の選手で約40qを走る競技なので、途中に逆転があったりして気が抜けません。そこが、また、面白いところでもあるんです。7人の選手、いや、補欠やその他のスタッフ全員が力を合わせてはじめて勝てるのです。そういうところは、寄席と一緒ですね。第一走者が前座ならアンカーはトリてなもんですわ。

さて、自慢になりますが、わが母校は、昭和38年の春に西脇高校から分家して西脇工業となり、まさにその時に私は入学したのです。その後、昭和43年頃、今の監督、渡辺先生が来られ、指導に力を入れられ今のようになったのですよ。県立高校ですから私学のように他府県からいい選手を集める訳ににはいきません。すべて、県下の出身者ばかりです。野球で言うたら徳島県の池田高校、ラグビーやったら京都府の伏見高校のような駅伝版ドラマといったところですね。

私、渡辺先生の教育方針が好きです。それはどういうものかと言うと、「駅伝チームはあくまでもクラブ活動の延長上である」ということなんですよ。だから、私学のようないわばプロ集団のようなものではないのです。そして、「平常心」という言葉をよく使われて指導されていたように思います。

これから駅伝シーズンです。皆さん、是非とも西脇工業を応援してくださいね!!

 

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